第10章 第10話
俺はリビングの電気をつけ、キッチンもつけた
するとその事で気がついた翔は顔を上げて
翔「あっ…潤お帰り。ごめん気がつかなくて…」
潤「別に良いけど…どうしたんだよ電気もつけないで…」
俺が聞くと翔はまた顔をうつ向いてしまった
翔「…その…ちょっと雅紀とケンカして…」
潤「雅紀?アイツ来てたのか?」
翔「うん…雅紀はショーに出ないからって…」
そういえば雅紀は海外に行くようになってたな…
アイツ…俺が居ない事解って来てたのか…?
でも…ケンカって…
潤「珍しいな雅紀が…アイツ滅多に怒る事なんてないのに…何があったんだ?」
翔「あっ…いや…その…俺が一方的に…」
潤「…?」
何だ?翔のこの態度…何を隠して…
その時ふと翔の首もとの痣に気が付いた