第6章 第6話
和「ちょっと松本さん、いきなり大声出さないでよ。ビックリするじゃない」
潤「あ…ごめん…」
二宮くんに指摘され皆を見ると、二宮くんと雅紀は少し驚いた顔をしていたけど、何故か翔は嬉しそうな顔をし、大野さんはニコニコしていた
和「…何2人とも…嬉しそうな顔して…」
翔「えっ…な、何でもないよ!」
智「良かったね、櫻井くん。待ってたんでしょ?」
翔「さ、智くん!?」
…何2人の世界に入ってるんだよ…
すると大野さんが俺を見てまたフニャッと笑い
智「大丈夫だよ俺は」
…は?何が?
いまいちこの人の事解らないな…
和「でも、勿体ないな…向こうの世界でアイドルしてるなら、こっちでもやれば良いのに」
翔「こっちの『俺』が戻った時が大変だろ。本人にその気はないかもしれないし…」
まただ…何で翔はこっちの世界の『翔』の事を気にするんだ…
…やっぱり向こうに帰りたいのか…?
誰か…待ってるのか…?