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例え世界が変わっても【気象系BL】

第15章 第15話


潤「あ、言っとくけど俺と雅紀兄弟じゃないからな」

翔「いや…知ってるけど…」

雅紀の事だから、弟のような存在なんだって事だろうな…

潤「弟じゃないけど、物心ついたときには雅紀が側にいて本当の兄弟のように育ったから…俺も子供の時は『雅紀兄ちゃん』って呼びながら雅紀の後をくっついてたし…」

翔「…そっか…」

向こうの潤もジュニアの時は『翔くん、翔くん』って俺の後くっついて来てたよな…何か懐かしいな…

潤「…雅紀だけだった…俺の事を本心から気にしててくれたのは…雅紀の言葉を聞いて俺涙が止まらなくて…それから学校にも行くようになったし、ケンカも止めた…今の俺があるのも全て雅紀のおかげなんだ」

翔「…良い友達を持ったな…潤…」

俺がそう言うと潤は本当に穏やかに微笑んでいた

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