第15章 第15話
潤「でも正直辛かったよ…雅紀も翔の事が好きなんだと知った時は…」
翔「え…?」
潤…気づいてたのか…雅紀の気持ち…
潤「もし雅紀に何かあったら今度は俺が手助けをしようと思ってた…けど同じ人を好きになって…その事で俺雅紀とケンカした…」
翔「ケンカって…」
潤「…雅紀が翔の事抱こうとしたのを責めた…八つ当たりだよ…俺最低な事してんだ…そのせいで翔だけじゃない…雅紀も傷付けたんだ」
そう言って潤はソファーに座ったまま項垂れていた
俺は潤の横に座り肩を抱き寄せ
翔「…解ってるよ雅紀は…潤の気持ち…俺に潤の事頼むって言ってたんだから…」
潤「…ホントお人好しだよな…あのバカ兄貴は…」
そう言いながらも潤は肩を震わせ泣いていた…