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愛してない

第4章 黒い衝動


「スミス警部!」


「なんだ!」


「リリー・エバンズとゾーイ・フレイザーに共通する人物が…!」



アレンの情報によりその人物に取り調べをすることになった




「イザベラ・バージェスさん。あなたのリリー・エバンズさんとゾーイ・フレイザーさんとのご関係は?」



「っ…ゾーイとは…親友でした…」


涙を流し語るイザベラ


「リリーは…ゾーイの紹介で…知り合って…くっ…」


「なるほど…では、リリーさんとはいつ頃からお知り合いに?」


「っ…リリーは8年前です…プロムでゾーイに紹介されて知り合いました…」


「その後2人とはどのような関係で?」


「ゾーイは頻繁に…連絡を取り合ってました…でも、リリーは結婚してからは…何も…」


「結婚式には出席されましたか?」


「えぇ…ゾーイと一緒に…っ…!」



イザベラの涙は止まらず、言葉も詰まる


「なるほど。あなたはゾーイさんが殺害された夜どこへ?」


「私はゾーイと、それまで連絡を取っていて…それで…ゾーイは用があるからって…それからは…」


「用があると…なにか分かりませんかな?」


「…わかりま…っ!」


「なにか?」


「前日にゾーイが…服の写真を送ってきました…!」


「ほぅ…」


「きっと男の人と会う約束とか…じゃないと色気づいた服なんて…」


「そうですか…」




イザベラからの情報をもとに事件当日に会う約束をしていた男を調査する



「スミス警部…」


「どうだった」


「何も手がかりがありません…」


「くそ…!」



新たに得た犯人の糸口もすぐに途絶え、また調査し直すことになった



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