第11章 僕が愛した人は…【緑谷出久/裏】
あれから15分が経過しようとしている
結局彼女は僕を求めてくれなかった
口を解放してあげると彼女はずっとかっちゃんの名前を呼び続け助けて、助けてと泣いている
そんなにもかっちゃんの事を…
求めて欲しい、受け入れて欲しい…僕の君へのそんな気持ちは全て裏目裏目にでるばかり
僕は携帯を取り出しバイブを下の口で咥えている楓の姿をカメラに写した
カシャ…
無機質な音
これが現実だと僕に突きつけるように部屋に鳴り響く
僕は、どうあがいてもかっちゃんに勝てないんだと現実が僕に突き立てられた
撮った写真をかっちゃんのラインに添付しようとした時
上半身を起こした楓が手錠をかけられた腕の間に僕の首を入れて抱きしめた
「楓……」
『っ…ぐずっ…勝己には、送らないでっ…
私は、出久くんの好きなようにしていいからっ…
勝己を傷つけないでっ…』
泣きながら懇願してきた彼女は
かっちゃんを守る為に自分を差し出してきた
今の僕にとってはそれでも良かった
求められてなくても受け入れてくれた
その事実だけが僕の救いだ
ベッドに楓を押し倒し、楓の蜜部に入ったピンクバイブの電源を切り抜き取った
ヌチッ…ズボッ…
『んっ…くぁ…んぅ/////』
「楓…入れるよ」
僕は15分ぶりに楓の蜜部の中に入った
時間が経って少し元気のなかった僕の男根は楓の中に入った瞬間元気を取り戻した
ピンクバイブのお陰で楓の蜜部は男を受け入れる準備が万端で僕もすぐにイキそうなほど心地良かった
「っあ…う……ぁ…イキそ……/////」
『ぁぁ…っふ…んんっ…ぁんっ……/////』
獣のように楓の中を貪る僕はもう限界に達していた
「くっ…ぁあ…ぅ…出すよ…受け入れて…愛してるっ…楓/////」
『ぁあ…あっ…んぅ…ぁぁあ/////』
最奥を突き、僕は白濁とした欲望を彼女の中に余す事なく注ぎ込んだ
それから4回僕は彼女に白濁を注ぎこんで彼女を家に帰す頃には夜中の24時を回っていた。
あぁ、明日には彼女は僕の幼馴染のお嫁さんになってしまう
こんなに身体を重ねても、僕の心は何一つ満たされない
僕の愛した楓は明日、他の男と結婚します。
END