第10章 約束【オールマイトBDコラボ/裏夢】
楓を静かにベットの上へ下ろして様子を伺う為に顔を覗き込むと、楓の顔はさっきまで怒っていたのが嘘のように穏やかで、胸を撫で下ろした私の気が緩んだ。
(あ、この匂いって……もしかして、)
すると閉め損ねた部屋の扉から、自分が空腹だった事を思い出させるような馥郁たる香りが入り込んでいることに気づいた。
「ご飯…食べずに待っててくれたの?」
『……ご飯一緒に食べようって約束だったじゃない…でも帰ってこないから心配したんだよ…?』
「ご…ごめんね」
『ぷふっ…俊典くん、今日謝ってばっかだね。…それにしても、お腹減ったでしょ?
今からでも俊典くんの誕生日お祝いしよっか!今回頑張ったんだよ私!
プレゼントもちゃんと用意してあるし!』
そう言うとベットから二人で立ち上がり、彼女に手を引かれながらダイニングに向かったーーーー
デミグラスソースのかかったハンバーグオムライスと、野菜のたっぷり入ったポトフなどのテーブルに所狭しと並んだ豪華な手料理を完食し、パムロのチーズケーキを食べた後おもむろに立ち上がった彼女の手を掴んだ。
『俊典くん、どうしたの?私、あの…プレゼントを……』
「その、プレゼントは…君がいいな」
『えっ…それって/////』
私は照れる彼女の唇を奪うように深く口付けた。
『んっ…ふぅ….ちゅ…/////』
「っ…ちゅっ…はぁ…ベット、行こうか」
唇が蕩けそうになるほど長いキスの後、真っ赤な顔で頷いた楓を抱えて私達はシーツの波間に身を沈めた。
お互い服を脱がせ合い、愛撫を繰り返し、生まれたままの姿で視線が絡む。
『…っ!!』
「ん…?」
私の体をチラッと見ては照れて目を逸らす楓の乳首を弄り、舐る度に零れる嬌声や跳ねる小さな身体に興奮が止まらない。
『ぁっ…んぅ…っぁ…/////』
「こっちもうぐしょぐしょだね」
既に快感が溢れている彼女の蜜壺に指を2本入れ、中をぐちゃぐちゃに引っ掻き回す。
『ぁあっ!…んぅ…っぁ…んふっ…/////』
腰を浮かせて気持ちよさそうに身をよじる彼女を見て、私自身も熱を帯びて元気に主張を始める。