第8章 私の彼氏がただの変態だった件3【轟焦凍/裏】
二学期の中間テストを一週間前に控えた今日…
上鳴「全く勉強してねぇぇぇぇえ!!」
芦戸「あはははははは〜」
上鳴「前回の期末同様いろいろありすぎて全く勉強してねぇぇぇぇえぇぇえ!!」
常闇「確かに」
砂糖「期末じゃねぇからまだ演習試験無いしマシだけど…」
『……………座学苦手だから積んだ』
緑谷「高橋さん、上鳴くん…がっ、頑張ろうよ!」
焦凍「楓だけなら俺が手取り足取り腰取り教えてやる」
『腰は取らんで良いっ!あとあんたにだけは絶対教わりたく無いっ!!』
八百万「あの、皆さん…私座学ならお力添えできるかもしれません」
『ヤオモモー!教えてくださぁぁぁあい!!』
私がヤオモモに抱きつこうとしたら焦凍は私を羽交い締めにした
焦凍「八百万、楓の座学は俺が見る
その分他の奴らにしっかり教えてやってくれ」
八百万「轟さんがそうおっしゃるのでしたら…
良かったですわね、楓さん」
『くぅう…よく無いよぉ、ヤオモモォ……』
焦凍の腕を振りほどき、次は飯田くんに助けを求める
『委員長ぉぉお!座学教えてくださぁぁぁあい!!』
飯田「高橋くんには轟くんというスーパー家庭教師がいるじゃ無いか」
あっさり断られた
爆豪「クソ髪テメェまた教え殺したろかぁ!?」
切島「おぉ、頼むわ〜」
あまり頼みたくは無いけど、焦凍よりはまだマシ……
『かっちやあぁぁぁぁあん!!私も教え殺してくださぁぁぁあい!!』
爆豪「あぁ!?テメェにかっちゃん言われたかねぇはクソがぁぁ!!」
これまたあっさり撃沈
そしてこれが最後の砦……
『緑谷くん!お勉強教えてぇえ……』
緑谷「僕と轟くんなら順位そんな変わらないし轟くんに教えてもらった方がいいんじゃ無いかな?」
振られに振られ続け…スタートに戻った
床に膝をつき項垂れる私の肩に焦凍がポンと手を置いた
焦凍「……おかえり」
『…何がお帰りよぉお!!』
こうして私は焦凍の部屋で勉強することになった