第32章 あぁ、これが恋の魔法ね【切島鋭児郎/裏】
私の家にはよく母が連れてくる知らない男の人が出入りしていた。
母のセフレという男性達は私が小4の頃から父が仕事で遅くなる日や出張でいない日に母が連れ込んでいて
夜な夜な裸で戯れていた。
たまにセフレが2人来て母と3人で戯れる時もあった。
私はそれがなんなのかよく分からなくて、興味本位でいつも寝たふりをしながら隣の部屋から見ていた。
セフレの中に1人勘が良い人がいて、その人は当時小6の私が隣で寝たフリしながら除いてることに気づいて
「こっちにおいで、一緒に気持ちいいことシようよ」
と誘ってきた。
無知だった私はその言葉にあっさり乗った。
40代半ばくらいのその男が私の初体験。
硬くて熱い肉棒が私の狭い中をミチミチ音を立てて入っていくあの感覚は今でも忘れない。
母と共に抱かれた私はこの時女としての快感を知った。
それ以来母が男を連れてくるたび私は男達に抱かれるようになった。不思議と嫌とは感じなかった、寧ろ自分の身体を必要としてくれてる人がいることが嬉しかった。
この関係が父にバレたのは中1の頃
結構隠せてたはずなんだけど、革張りのソファーの上でシたときに拭き忘れた間男の精液を見られた事がバレたきっかけだった。
両親の離婚騒動でもめにもめて結局母といると私もまた男に抱かれるからという理由で私は父に引き取られることになった。
父と2人暮らしをはじめたが父は仕事熱心な人でなかなか家にかえってこない。
父方も母方も早くに祖父母を亡くしているから祖父母に預けられることもなく、2人とも親戚とは不仲だったため親戚付き合いもない。私はいつも孤独だった。
孤独な私の心はいつもポッカリと穴が空いていて、それを埋める方法を私は一つしか知らない。
母と同じように私も中学の同級生や学校の先生、あとは街中でナンパしてきた男を片っ端から家に連れ込んで毎日毎日猿のようにヤりまくった。
ヤッてる最中は最高に気持ち良くて孤独感を忘れられるのにセックスが終わって彼らがいなくなるとどうしようも無い虚無感に襲われる。