第1章 誘惑バスタイム【緑谷出久/裏】
今日から夏休み
林間合宿前のつかの間の休日を僕は
彼女である高橋楓と僕の実家で宿題をやりながら過ごしている
出久「楓ちゃんここ違うよ!ここはこっちの式を代入しないと…」
『……あ!そっかじゃあここ答えx=5?』
出久「うん!それで正解だよ」
『ありがとう!』
インコ「出久!楓ちゃん!
お風呂の準備できてるから先に入ってね〜お母さんちょっと買い物してくるから〜」
部屋のドアの向こうから聞こえる母さんの声に僕は「はーい、いってらっしゃい」と答えると玄関の扉の閉まる音が聞こえてきた
出久「お風呂入れるって、楓ちゃん先に入っておいでよ」
『え、私後でいいよ!デクくん先どうぞ』
出久「そう?じゃあ先に入るね」
僕は部屋を出て何も持たずにお風呂場へ行った