• テキストサイズ

きみに届けるセレナーデ 《気象系BL》

第9章 愛の夢


「さとしっ、やめっ!」

智に必死にしがみつき、首を横に激しく振った。

「大丈夫だから…そのまま感じとけ…」

智の動きは止まるどころか、益々激しくナカを擦る。

「えっ、あっ、やっ…ムリっ、あっ、あっ…」

智の動きに躰が揺さぶられ、グイッと抉るように腰を送り込まれた時、今まで一番の衝撃を受けた。

「ひゃぁぁっ!」

ナニこれっ⁉

思いきり背中が仰け反ったまま躰が硬直する…
それでも智は止まらなくて、何度も塊を打ちつけてくる。

「ああっ、ダメっ、あっあっ…」

俺を襲う未知の感覚は、更に膨らみ破裂した。

「いっやぁっっ!」

前を触れられずに初めてイッた…
それと同時に、えもいわれぬ快感が俺の全身を駆け巡る…

智も躰を振るわすと、漸く動きが止まり、そして最奥に温かい物がじわりと広がった。


初めて感じる快感…頭の中は真っ白になり、躰はヒクヒクと余韻を引きずる。

今までは熱を吐き出せばそれで終わりだったのに…
まだ躰中に甘い衝撃がグルグルと廻っている。 

「翔…大丈夫、か?」

息の上がった智が俺の頬に触れた…たったそれだけのことなのに、躰の奥が疼き、勝手に躰が反応する…
/ 243ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp