第5章 未知の世界
─TRIGGER楽屋─
─天side─
百さんを待っている間知らないうちに
昔の事を思い出していて
あの本の続きを陸が持っている所まで思い出した時だった。
ボクのスマホが鳴る。
着信は百さん。
百「天?待たせてごめんね。朔哉を連れて駐車場に来てもらっていい?」
天「分かりました。今行きます。」
電話を切ると龍に彼を頼んで3人で指定された駐車場へ向かう。
駐車場には百さんが車にエンジンをかけて待っていた。
─テレビ局・駐車場─
─百side─
朔哉に会ってまだ数時間。
予定していた事と想定外の事が次々に起こる。
でも無事に朔哉を一時的に預かる所まで事は進んだ。
後は朔哉が目を覚ましてくれればそれから先はなんとかなる…筈!
天と龍が見えるとエンジンをかけて後部座席のドアを開ける。
百「朔哉を椅子に寝かせて、天も一緒に来てくれる?」
天「!ボク…ですか?」
百「龍と楽は予定あるみたいだしね?」
そう言いながら乗るように合図する。
すると
天「…分かりました。」
そう言って車に乗り込む天。
百「龍もありがとう。楽にもよろしく伝えといて?」
まぁ後でラビチャはするんだけどね。
それだけ伝えると車を走らせテレビ局を後にした。