第7章 交換留学?(幸村の章)
幸村は、忍のナカの良さに、
忍は、初めてを貫かれた痛みに、
それぞれがじっと耐える。
やがて、幸村は射精感をこらえ終えると、
忍に向って口を開く。
幸村「ありがとうな。
一番うれしい贈りもんだ。
一生大切にする」
忍「うん・・・私も・・・
幸村にあげられて幸せなの・・・」
幸村「・・・じゃあもっと幸せにしてやるよ」
幸村はそういうと、忍の腰をつかみ、
律動を開始する。
忍「ああん・・・幸・・・あん・・・」
幸村「く・・・とまらねー・・・」
忍と心も体も一つにつながった幸村は、
腰をうごかし、忍を翻弄する。
あるいは幸村が忍のナカに、
翻弄されているのかもしれない。
幸村の耳に、忍の甘い声、
幸村と忍の肌が重なる音が響く。
幸村の鼻は、忍のメスのにおい、
汗のにおいをひろう。
幸村の目に、あえぎ乱れる忍の姿がうつる。
幸村の舌は、忍の甘さを味わう。
そして幸村の身体は忍の身体の柔らかさ、
暖かさを感じ取っていた。
五感すべてが忍に奪われるようなそんな感覚。
幸村はその感覚に抗うことなく、
むしろその感覚に同調するかのように律動を激しくする。
やがて二人が同時に限界に達したとき、
幸村は忍に欲を注ぎ込み、
二人は褥の上で倒れるように眠るのだった。
幸村END