第40章 なかぬなら・・・(3人ED)
忍「は・・・ぁ・・・」
信長「苦しいか?忍」
忍「は・・・い・・・」
信長「そうか・・・すぐ楽にしてやろう」
忍に信長はそう告げる。
秀吉「信長様!?」
家康「楽にってあんた、まさか・・・」
信長の言葉に秀吉と家康は驚く。
信長が何をしようとしているのか、
分かってしまったからだ。
忍「信長様・・・?」
信長「なんだ?
貴様はただ俺たちを感じていればいい」
“俺たち”信長の発したその言葉に、
忍だけでなく、
秀吉と家康まで自分の耳を疑った。
家康「信長様・・・いったい何を」
信長「何を阿呆な面をしておる。
貴様らも忍を楽にする手伝いをしろと、
俺はそう言っているのだが?」
秀吉「信長様・・・御戯れがすぎます」
信長「なんだ、猿はこいつを相手にするのは嫌か?
嫌ならば無理にとは言わん。
いますぐこの部屋から出ていけ」
信長はにやりとしながら秀吉に言う。
秀吉がそれをできないことを知りながら。