第5章 嫌い!嫌い?好き・・・(上杉謙信)
おまけその二(そのころ安土城では)
三成「おや?忍様・・・
首のところ赤くなっておられますが・・・」
忍「!?あはは・・・虫かなぁ・・・」
三成「それは大変です。
家康様に薬をもらってきませんと・・・」
忍「う・・・うんそうだ・・・ね・・・」
政宗「・・・忍、三成ちょっとこい」
忍「え・・・あ・・・三成君いこっか」
三成「はいそうですね」
天主にて
忍「あの・・・なんでしょうか・・・」
信長「貴様、誰にやられた?」
忍「はい?」
信長「ごまかすな。首元のそれだ」
忍「む・・・虫です・・・」
光秀「ほぉ?ずいぶんと手癖の悪い虫がいたものだな・・・
早急に退治をせねば」
秀吉「そうだな・・・信長様が襲われでもしたら一大事だ」
家康「もう襲いに来ているかもしれないですよ」
政宗「そいつはわざわざご苦労なことだな」
忍「あの・・・みなさん・・・?」
信長「貴様、俺たちが何も知らんと思っているのか?」
忍「何のことでしょうか?」
光秀「春日山の方から妙な文が届いてな」
家康「へえ春日山から何の用でしょうねー」
光秀「なんでも龍がお前をひどく所望しているらしい」
三成「蹴られたことへ文句でしょうか?」
武将たちの言葉に忍は冷や汗を流す。