第34章 狐と蛇(明智光秀)
あとがき
翻弄される光秀さんを書きたかった何かですね。
光秀さんの光秀さんギュっとしちゃいましたww
一応補足しておくと夢主は白蛇の神様ですね。
先代が力の衰えを感じて世代交代のために、
生贄の女に産ませた娘が夢主にあたります。
所属する国は母親の出身国です。
いろいろ使って入り込み、
武功をあげて白蛇という猛者になったそんな子です。
夢主が戦場で大暴れしていたのは、
神の力覚醒のために人の命が必要だったから。
人の願いをかなえる神になるための生贄集めに、
手っ取り早く戦を利用していただけですね。
あと人からの生贄を捧げられるのを待つだけだと、
母を父にささげたように城主やその側近が、
農民や敵の人間など弱者を自分の欲望のために、
捧げてくるのが目に見えたため、それを防ぐために、
自ら赴いて生贄の人間を選別していただけです。
信長様との戦時、生贄集め終了間近で、
仲間(仮)を最後の生贄に、
するためのカウントダウン中でした。
そのため最後に、
身を清めるための湖で光秀に会ったのが、
作中でのアレですね。
生贄のもと、実は子種でもありですが、
夢主が今後どうせ願いを叶えまくるのに、
今人間を喜ばせる必要はないだろうと、
そういう考えの持ち主なのでね・・・
人が嫌いというか、
母と自分を生贄にしておきながら、
今度は自分に命乞いをしてくる、
そういう権力者的な人間が大嫌いなだけで、
子供とか弱者には普通に優しい神様です。