第33章 我が儘(武田信玄) ※閲覧注意
忍「あ・・・やだ恥ずかしい」
信玄「いつも俺に見せてるのにか?」
嘘ではない、
許されないことと知りつつ、
信玄も忍も、
お互いと繋がるのを、
やめることはできなかったからだ。
こうなったきっかけとそれがいつかなど、
当に覚えてはいない。
気が付いたら二人は姉弟ではなく、
仲睦まじい男女となっていた。
許されないこと、秘密なことが、
かえってこの二人の欲を昂らせ、
その関係は深くなっていた。
信玄は何度も忍に口づけをし、
忍もそれを受け入れ、
時に忍から信玄に口づけをする。
忍の身体から着物は乱され、
信玄の着物も乱れていく。