第32章 いたずら娘の代償(石田三成)
忍「三成く・・・ん」
三成「まあ、もしもを言っても仕方ないですよね。
あなたはそんな手段、
私にとらせてくれないことを信じますが・・・
ですがあなたは無意識に男を煽る天才で、
かつ愚直で好奇心旺盛な方だ。
私に触れたように、
ほかの男の方に触れて、
ほかの男の欲を煽らないとは限らない。
忍様。
その手で私以外のモノに、
あのように触れてはいませんよね?」
忍「み・・・三成君のにしか、
あ・・・あんなことしてないもん・・・」
忍の言葉に三成は目を見開いた。
三成「なぜ?私には触れようと思ったのですか?」
忍「・・・三成君のがどんなのか気になったの・・・
ほかの人にそんなこと思ったことない・・・
だって三成君が好きだから・・・
ほかの人のなんて嫌だよ・・・」
忍のその言葉は、
三成の理性の糸を切断した。