第31章 女城主の決断(二匹の龍編)
忍「や・・・いた・・・」
初めての男が入り込む痛みに、
忍は涙を流し始めた。
そんな時だった。
そんな忍の手を政宗と謙信がそれぞれとった。
忍の手を包み込むように、
政宗と謙信はそれぞれ握る。
気づけば忍もその手を握り返していた。
その間にも政宗と忍の距離は縮まっていく。
忍「――――――っ」
何かを破るような感覚とともに、
激しい痛みが忍を襲う。
政宗と忍はついに一つになった。
忍「・・・はっ・・・ぁ・・・」
政宗「く・・・」
初めてを貫いた衝撃にそれぞれが耐え、息を整える。
謙信「そろそろこちらももらうぞ」
そういうと謙信は、
忍の眼前に反り立ったモノを出す。
謙信「口をあけろ」
謙信の言葉に忍は首を横に振る。
そんな彼女を見て政宗が腰を一度動かした。
忍「・・・ぁ」
それに忍が声を思わず漏らす。
その瞬間を謙信は見逃さず、
忍の口に反り立ったモノを押し込んだ。
忍「んんっ」
いきなりのことに思わず忍は歯をたてる。