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イケメン戦国短編集

第31章 女城主の決断(二匹の龍編)


謙信「お前は前と後ろどちらが好きだ?」
政宗「なんだよいきなり」
謙信「どちらにも挿れるのには変わらぬが、
   前も後ろも初物は一度のみ、
   つまり初めては今この場において、
   俺とお前どちらかしかもらうことはできん。
   お互いどちらの初物も奪いたいだろうが、
   それはお互い許さないであろう?
   かといえ、ここで無駄な争いをすれば、
   この女の初物をほかの男に、
   奪われぬとも限らん。
   和睦をしてやろう。
   前か後ろ、どちらか一方をお前にやり、
   もう片方を俺がもらう」
政宗「なるほど・・・戦狂いのお前にしちゃあ、
   ずいぶんと平和的な解決だな」
謙信「言ってろ。で?どちらがほしい?」
政宗「そりゃあ当然前だろ。
   ほとに俺の子種をぶち込んで、
   俺の子を宿らせてえ」
謙信「ならば俺は後ろをもらうとするか。
   そういえば忘れていたな、
   こちらの口はどうする?」
謙信はそういうと、
忍の唇に指で触れる。
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