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イケメン戦国短編集

第31章 女城主の決断(二匹の龍編)


二人の言う身を改めるとは、
着物をはぎ取られるということだ。
そうすれば二人の目に、
さらすことになってしまう。
家臣や父が必死になって、
隠し続けた自分の秘密を。
忍「ぶ・・・武器なんて隠してません・・・
    だ・・・だからおやめくださ・・・」
謙信「ますます怪しいな」
政宗「ああやはり、はぎ取る必要があるな」
そういうや否や、忍は、
二人がかりでおさえつけられてしまう。
一人でも自分の力より、
はるかに強い男たちなのに、
二人で押さえられては、
もう忍にはなす術がなかった。
政宗と謙信は忍の衿に手をかけると、
左右に同時に引っ張りその着物を破っていった。
忍のさらしに覆われた胸元が、
二人の目にさらされる。
謙信「なんだ、これは?」
政宗「怪我じゃねえよな。
   まさかとは思うがこいつ・・・」
謙信「これだけでは分からぬな。
   これもとるぞ政宗」
政宗「ああ」
二人はある可能性をよぎらせながら、
忍の胸を覆うさらしを引きちぎった。
忍の控え目だが、やわらかな双丘が、
さらしをとられた反動で、
ぷるんと揺れながら外気にさらされた。
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