第27章 女城主の決断(信玄ほか編)
その後
忍「は・・・やぁ・・・ああん・・・」
信玄「は・・・いい子だ。もっと乱れなさい」
信玄の部屋では時折、
忍の啼く声が響いていた。
幸村「信玄様ちょっといい・・・
うわ・・・またかよ」
信玄の部屋を訪れた幸村も、
部屋の光景にもはや何も言おうとはしなかった。
信玄「幸村・・・姫との逢瀬の邪魔をするとは無粋だな」
信玄はそういいつつ、
忍を揺さぶることをやめなかった。
幸村「しっかし、変わるもんですねー」
信玄「何がだ?幸」
幸村「最初はこいつあんなに、
痛がってたじゃないですか。
それがいまやこれだ」
信玄のモノをずっぽりと、
咥えこむ忍を見つめて、
幸村はふとそんなことを言う。
信玄「まああの頃、姫は生娘だったからなぁー。
俺の味に慣れれば、
もう俺に甘い声を聴かせずには、
いられないってところだろう」
二人が忍を見ながらそんな会話をした時だった。