第26章 女城主の決断(信長編)
おまけ
信長「遅くなった」
秀吉「信長様!!どちらへ行かれていたのですか!」
信長「ちょっと湯あみにな」
秀吉「何を考えているのですかここは・・・」
信長「煩いぞ。猿。こいつが起きるであろう」
信長は忍を横抱きにしながら、
部屋に入ってきた。
忍は気を失っており、
信長と秀吉のやり取りに、
目を覚ます気配さえ見せなかった。
秀吉「!?こいつは・・・」
信長「ここの城主だ。
ともに湯あみをしたら、
湯あたりをしたらしくな」
湯あたりの原因は信長なのだが、
信長はそんなこと気にするそぶりはみせず、
秀吉に淡々と告げる。
信長「こやつは今宵より俺の所有物となった。
同時にこやつの国を傘下に加える」
秀吉「ですが」
信長「不服か?猿」
秀吉「いえ・・・」
信長が睨みつけると秀吉は黙ってその命令に従った。