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イケメン戦国短編集

第23章 生贄の花嫁(真田幸村)


時はすぎ、
信玄、幸村、忍は、
その身を越後の春日山城にうつしていた。
信玄の同盟の相手である上杉謙信のもとで、
暮らすことになったからだ。
謙信「退屈だ。忍・・・相手をしろ」
忍「え?私ですか?」
謙信「そうだ。刀を抜け」
幸い刀の筋がよかった忍は、
信玄の左腕まで上り詰めていた。
右腕は当然だが幸村である。
信玄「こら謙信。
   うちの可愛い忍にむやみに斬りかかるな」
謙信「ほざけ。女に刀での戦い方を、
   教えておいて何を言う」
信玄「それはそうだが・・・
   あの子は幸の嫁だからな?」
幸村「ちょ・・・信玄様。
   その話まだ続いていたんですか!!」
佐助「へえ?その話kwsk」
謙信「おい何語だ?佐助」
佐助「謙信様。kwskとは、
   俺の故郷の言葉で詳しく聞きたいときに使います」
謙信「なるほど、俺も興味あるな。
   幸村。斬るのは、やめてやるから話せ」
幸村「い・・・言えるわけねーでしょ!!」
信玄「一緒に湯あみした仲だもんなー?」
幸村「信玄様!!ちが・・・」
佐助「ふうん・・・幸村・・・意外とやるね」
幸村「してねー」
謙信「して本当のところはどうなのだ?忍」
忍「え?まあ裸見たっていうのは本当ですね」
幸村「お前も誤解を生む言い方すんじゃねー!!」

そんな他愛もない日常が過ぎていく。
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