第21章 扇月の夜(今川義元)
義元はそういうと、忍の唇を奪った。
いきなりの深い口づけに忍は動揺する。
忍「ふ・・・ぅ・・・く・・・っ」
義元はそのまま、
忍の寝衣の帯をほどくと、
その帯で忍の腕を、
彼女の頭上で縛った。
忍「よ・・・義元様。何を・・・」
義元「君が暴れないように?」
義元は笑顔を浮かべながら、
忍の着物をするりと脱がしていく。
露わになったその胸をひとなでする。
義元「きれいだね。
でもこれからこの体に、
刀傷とか増えるのかな?」
忍「・・・っ」
義元「でも俺が先にもらっちゃうね」
義元はそういうと、
首筋、胸元、頂に口づけを落としていく。
忍の身体に次々と赤い花が咲く。
忍「や・・・ぁ・・・ん」
義元「本当に嫌なの?」
義元は片方の胸の頂をはみながら、
もう片方を指でくりくりと愛撫しはじめた。
忍「んぅ・・・んんっ」
義元「ここ硬くなってきている。
俺にちゃんと感じている証だ」