第19章 狐の手ほどき~中編~(明智光秀)
指導六日目
光秀「さて・・・今日は俺の肌に直接触れさせるか」
忍「直接・・・ですか?」
光秀「ああ喜べ。俺の股ぐらのブツを拝めるなど、
貴重だぞ」
光秀は時間が惜しいとでもいうように、
着物を脱ぎ始める。
忍「・・・あの今宵は脱がさなくてよいのですか?」
光秀「なんだ?脱がせたいのか?」
忍「そ・・・そうはいっておりませぬ」
光秀「冗談だ。が、お前に脱がせると、
時間がかかりそうなのでな」
襦袢でさえ躊躇していた忍だ。
それこそ襦袢の先をやらせたら、
時間がどれくらいかかるか分かったものじゃないと、
光秀は心の中でそんなことを思った。
忍に見せつけるように、
羽織、袴、襦袢と着物を次々に脱ぐ。
忍に鍛えられた肉体と、
男の象徴を覆う褌を見せつける。
忍「――――っ」
忍は顔を赤く染め、光秀から目を反らす。
光秀「こら目を反らすな」
光秀はそういうと、忍の顔をつかみ、
自分の方に向ける。
そのまま深く口づけをする。