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イケメン戦国短編集

第18章 狐の手ほどき~前編~(明智光秀)


名残惜しむかのように、
光秀は忍から唇を離した。
忍と光秀の唇を唾液の線がつなぐ。
それを光秀はぺろりと舐めとった。
光秀「口づけ一つでこれとは・・・先が思いやられるな」
忍「・・・・・・」
忍は光秀からの濃厚な口づけに、
酒に酔ったようになっていた。
光秀「おい忍・・・忍!!!」
忍「はっ・・・す・・・すみません」
光秀「そんなに俺との口づけがよかったのか?」
忍の様子に光秀は愉快そうに笑った。
忍「そ・・・そんなことは・・・
    というよりいきなり何をなさるのですか!!」
光秀「いきなりでなければよいのか?」
忍「そ・・・そうは言ってはおりません!!」
光秀「色事を教えるといったはずだが・・・?
   覚えろ・・・先ほどのが、口づけだ・・・
   そしてこれが・・・俺の唇の味だ」
光秀はそうつぶやくと、
再び忍に深い口づけをしていく。
この日忍は光秀に、
溶けるほどの口づけを幾度もされたのだった。
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