第16章 鬼の試練(森蘭丸)
翌朝
蘭丸「ん・・・寝ちゃってたのか、あのまま・・・」
忍「んん・・・蘭丸・・・?」
蘭丸「あ、起きた?」
忍「蘭丸!?い・・・」
隣で眠ってしまったことに気づいた忍は、
慌てて身体を起すが痛みでその身を再び褥に沈めていた。
蘭丸「無理しない方がいいよ。
初めてだったわけだし・・・ね?」
忍「うん・・・っ」
忍はふと自分の股と、
褥を見て動揺する。
蘭丸「どうしたの?」
忍「血が・・・どうしよう。月の障り!?」
蘭丸「月の障り・・・?」
蘭丸も気になったのか布団をめくる。
忍「や・・・やだ・・・蘭丸汚い。見ないで」
忍は必死に蘭丸が見るのを拒むが、
男女の力の差には勝てず、
その姿を蘭丸にさらす結果となった。