第16章 鬼の試練(森蘭丸)
蘭丸「あと・・・少し・・・うん・・・」
蘭丸もそんな彼女を気遣うように、
ゆっくりゆっくりと忍のナカに挿入をする。
忍「――――っ」
蘭丸「・・・・っ」
やがて忍が声にならない悲鳴をあげるのと同時に、
蘭丸の雄が何かを破っていた。
蘭丸「はいったかな・・・?」
蘭丸は射精感をこらえながら、
自身をおさめる忍のナカを見た。
忍「いた・・・けど蘭丸と一つになってる・・・」
蘭丸「うん・・・そうだよ。
俺たち一つになってるよ・・・」
お互い泣きそうな笑顔を浮かべながら、口づけをかわす。
蘭丸「動いていい?」
忍「うん・・・蘭丸我慢しなくていいよ・・・」
蘭丸はその一言を聞くと、
ゆっくりと律動を開始した。
忍はまだ痛みに耐えていたが、
その姿は蘭丸を必死に受け入れようとする、
健気な乙女そのものだった。