第16章 鬼の試練(森蘭丸)
蘭丸「忍・・・脱がすよ?」
蘭丸は忍にそう聞く。
忍「うん・・・恥ずかしいけど・・・」
蘭丸は静かに忍の着物の衿に手をかけ、
その衣をゆっくりと乱していく。
蘭丸は忍の裸体に、
忍は蘭丸にその姿を見られていることに、
お互い息を呑む。
蘭丸「すごい・・・」
忍「すごく・・・ないよ・・・」
蘭丸「そんなことない・・・すごく綺麗だ」
蘭丸はそういうと、忍の胸に触れる。
蘭丸「柔らかい・・・あの時の桃みたいだ・・・」
忍「顕如様との思い出の話・・・?」
胸を撫でる蘭丸に忍はそう問いかける。
蘭丸「うん・・・」
忍「その時の桃より美味しくなかったらごめんね」
蘭丸「そんなことない・・・
ここもとても美味しそうだよ」
蘭丸はそういうと、
忍の胸の片方の頂に口づける。
味はなかったが、蘭丸にはとても甘い、
そんな気分を味わっていた。
片方は口で味わい、もう片方は指で味わう、
そうしているうちに、
忍の胸の頂は立ちあがっていた。