第15章 海賊と変人?(毛利元就)
忍「えっと?ここはどこなんでしょうか?」
元就「あん?外見てみれば分かる」
元就に促され、忍が外を見ると、
海の上だった・・・
というか船の中だった。
忍「なぜに!?」
元就「こっちの台詞だ。
急に現れてきやがって、どこのモンだ?」
忍「どこのモンといわれましても、
なんのことか・・・」
元就「嘘つくなよ。織田のところのやつか?」
忍「織田?といいましても・・・その・・・」
元就「あとこの珍妙な袋と恰好なんだ。それは」
忍「珍妙って別におかしくな・・・?」
忍はふと元就の恰好を見て疑問に思う。
忍「(あの・・・なんだかレッツパーリィーの人が、
とっさによぎったんですけど・・・
え?まさか・・・え?)」
忍は困惑していた。
忍「あの・・・つかぬこと伺いますが、
今何年ですか?」
元就「あん?天正十二年に決まってんだろ?
やっぱどっか悪いのか?」
忍「あの・・・驚かずに聞いてくれますか?」
元就「何だよ。まあ暇だから聞いてやる。話せよ」
元就はそういうと、胡坐をかき始めた。