第15章 海賊と変人?(毛利元就)
忍「う・・・うん・・・」
私は気が付くと布団の上で寝かされていた。
??「やっと起きたのかよ」
再度聞こえてきたその声に、忍は鼻を抑える。
??「お前は鼻血を出す病気かなんかか?」
忍「す・・・すいません。
ちょっと好きなキャラの声に、
似てたもので・・・」
??「きゃら?」
忍「こっちの話です。
・・・ところでどちら様でしょうか?」
??「俺としてはお前の方が、
何者だって聞きてえがな」
忍「忍です。普通の人間です」
??「普通の人間が、いきなり鼻血なんか出すかよ。
まあいい、俺は毛利元就だ」
忍「・・・?コスプレイヤーの方でしたか。
すいません、そのジャンルは存じ上げず」
元就「こすぷれいやー?じゃんる?頭おかしいのか?」
元就は忍を残念なものを見るような目で見てきた。