第12章 交換留学?(顕如の章)
おまけ2
(その後安土にて)
光秀「信長様至急報告したいことが」
信長「どうした?光秀」
光秀「信長様お気に入りのあの小娘のことですが」
信長「忍がどうした」
光秀「どうやら鬼とこっそり密通を、
交わしているという噂が・・・」
信長「何だと・・・」
光秀の言葉に信長は動揺をする。
忍はかつてその鬼の手から自分を救った女だ。
そんな彼女がなぜ今更その鬼と、
密通をしているのか理解できなかったのだ。
自分の知らぬところで、
忍が誰かのモノになっていたのかと・・・
信長「・・・密通の証拠を押さえ、
真なら鬼と忍を捕えろ」
光秀「御意」
信長は冷淡にそう言い放ち、
光秀も冷ややかにそう答える。
お互い胸の中に宿る炎を静かに隠しながら・・・