第9章 交換留学?(義元の章)
衝撃で盃のひっくり返った音がしたが、
義元はそちらには目もくれず、
ただひたすら忍の姿をうつした。
義元は忍の着物の衿に手をかけると、
ゆっくりとその着物を乱していく。
義元「・・・綺麗だね」
その姿は今まで義元が見てきた女性よりも、
純粋無垢を思わすような白い肌だった。
義元はその首筋に唇を近づけ、赤い花を咲かす。
その様はまるで真っ白な陶磁器に、
陶芸師が赤い模様をほどこすかのようだった。
義元「ああ・・・もっと綺麗で淫靡・・・になった」
義元はそういうと、忍の胸に口づけをする。
忍「ひゃん・・・」
酒で敏感になっているところに、
義元の巧みな愛撫が加わり、
ちょっとしたことが忍には、
とてつもない刺激になっていた。
義元「胸だけで・・・敏感なんだね」
義元はそういうと、忍の太ももの間に指を触れる。
忍「ひゃ・・・義元さんそこは・・・」
義元「・・・ここがどうしたの?」
義元は意地悪そうな笑みを浮かべる。
忍「そ・・・そこは触っちゃダメです・・・」
義元「・・・へえ?
ここは触ってといって濡れているけど?」
義元はそっと触れるだけだったが、
忍のそこはすでに濡れていた。