第2章 千年巡愛(猿飛佐助)
彼女と出会ったのは、
ワームホールの研究をしてたおり、
一人の女の人を巻き込んでしまって、
その人が織田のゆかりの姫として、
安土城にすむようになり、
俺は謙信様の忍びとして、
こっそり安土城に侵入するようになってからだ。
正体に知ったのはもっと後になるが・・・
まあその秘密をしり・・・
あるいはその前から彼女にほれ込んでしまった俺は、
彼女に気持ちを伝え、OKをもらい今に至るわけである。
彼女からすれば五百年だの千年だの
長い時を生きるほんの一瞬のきまぐれ、
暇つぶしでしかないことはわかってはいるが、
それでも好きな女の子とこうしてすごせることは、
なんと幸せなことだろうと思う。
(ちなみにこの話を幸村にしたら、
うれしいならもっと嬉しそうにしろと言われた)