第3章 山でのルフィの生活
ルフィ「はぁ~食った食った。」
数分で山盛りにあった猪肉とデカイお弁当が無くなった。
『マキノさん、いつもこんな感じなんですか?』
マキノ「えぇ、そうよ楽しそうで良いわよね。」
私は小声でマキノさんに聞いたら楽しそうな笑顔で答えた。
その様子からこれはいつもの風景でマキノさんはそれを楽しんでるみたいだ。
食事が終わり山賊達は昼寝をしだした。
ルフィは少し休憩してから家を出ていった。
『ルフィ!どこ行くの?』
私はルフィの後を追い声をかけた。
ルフィ「あぁ、修行しに行くんだ。」
『修行?』
ルフィ「俺は海賊王になるんだ、だから誰にも負けない位強くなるんだ!。」
『へぇー、面白そうだね。私も行って良い?』
ルフィ「修行は遊びじゃねぇぞ。」
ルフィは少し不機嫌そうな顔をしたが快く、着いていくことを許してくれた。
ルフィの修行は来るときとは比べ物にならない位険しい山道をかけ上がったり、木に巻きつけた丸太にゴムゴムの実の能力を生かした技の練習をしたりと様々だった。
『えっ!』
ルフィ「ん?」
『手が伸びたんだけど・・・。』
私はこの日、始めてルフィが能力者でゴム人間なのを知った。
ルフィとは風車村で色々話したが私は体調が良くなく寝てばかりで余り覚えていない。
ルフィ「俺はゴム人間だぞ。ほら。」
ルフィは口の端を引っ張って見せた。
『ひっ!』
ルフィ「引くなよ、ゴム人間は面白いんたぞ!」
『ごめん。個性的で面白いね。』
ルフィは楽しんでるみたいだけどいきなり口があんなに伸びたら普通に引く。
けどゴムなら考えようによっては色んな戦い方が出来そう。
ルフィ「ゴムゴムのピストル!!!」
ルフィは吊るしてある丸太に腕を伸ばし速いパンチを撃った。
拳は見事に丸太に命中し粉々に破壊した。
『すごい!!』
ルフィ「ししし!。」
ルフィは丸太を吊るし直し色々な技を試していた。
私はルフィの修行を見学していたがもう少し回りを散策しようと思いその場を離れた。