第2章 エースの旅立ち
ガチャ
ルフィがマキノの部屋の扉を開け医者と一緒に入ってきた。
ルフィ「マキノ!医者連れてきたぞ!そいつ大丈夫なのか?」
マキノ「気を失ってるだけだと思うけど・・・。」
医者「見せて下さい。」
マキノは下がり医者が手際よく女の子の様子を見ていく。
医者「気を失ってるだけですね。しばらくすれば意識も戻るでしょ。しかし少し栄養が足りていませんね、何日も飲まず食わずだったのでしょ。」
マキノ「そうですか・・・。」
マキノのとルフィは不安げな表情で少女を見つめた。
医者「点滴で栄養をとりしばらくは安静ですね。目を覚ましてもすぐには出歩かず大人しくするように伝えてください。」
マキノ「ありがとうございました。」
ルフィ「なぁ、こいつちゃんと起きるんだよな?」
医者「大丈夫ですよ。大きな怪我などは見つかりませんし。安静にしていればそのうち元気になりますよ。」
医者は笑顔で答え、酒場を出ていった。
ルフィはベットの横に置いてある椅子に座り少女の様子を見ている。
マキノは仕事があるため部屋を出ていった。
それから2日位した頃
ルフィ「あっ!」
『ここは?』
ルフィ「お前まだ寝てろよ!安静だって医者が言ってたんだからな!!」
『えっ!?あっうん・・・わかった。』
目を覚ますと黒髪の麦わら帽子の少年に行きなり怒鳴られた。
少年はマキノーっと叫びながら部屋を出ていって直ぐに緑髪のバンダナを巻いた優しい雰囲気の女性を連れてきた。
マキノ「良かった。無事目が覚めたのね。」
ルフィ「お前2日位寝たままだったんたぞ。」
『えっと、ここは?』
状況が飲み込めず優しいそうな女性に聞いてみた。
マキノ「ここはイーストブルーの風車村よ。貴女がコルボ山の海岸で漂着してるのをルフィが見つけて運んで来てくれたの。」
『ありがとうございます。』
体を起こそうとしたが力がうまく入らず起き上がれない。
それを見て女性が慌てて止める。
マキノ「まだ起きちゃダメよ、安静にってお医者さんに言われてるの。だからもう少し寝ててもらえるかな?」
『はい。ありがとうございます。』