第46章 君としたい事ーR18ー(兼続)
「きもひぃぃれすは?」
「それを問うのか?
俺のモノがお前の口の中でどうなっている?言ってみろ」
(言ったら……)
その先、
兼続が与えてくれるであろう快感を想像して、
(濡れちゃう……)
華月は眼を瞑って眉を寄せた。
「言わぬのか、言えぬのか…ククク」
兼続が喉を鳴らして小さく笑った。
ヌヂュッ、ぢゅっ、ぢゅっぷ…ぅっぐっ…
喉の奥まで咥えた華月は時々、
嘔吐(えず)き声を出し涙を溜めながらも健気に、奉仕を続ける。
顔を上下し、吸って、舐めて扱く。
華月の鼻から抜ける声、
唾液を溢すまいと吸い上げるヂュルッという音。
熱っぽい桃色の頬。
伏せたまつ毛が震えて、上げられた眼は潤んで甘い。
自分だけがこんな卑猥な事をさせる事が出来るのだという独占欲の優越感に、兼続は静かにだが確かに強い昂りを示す。