第34章 蛇眼(カガミ)に映る真姿-R19-(信長)
信長は鏡に映った自分と華月を見ながら行為に耽る。
鏡に映った自分から眼を離さない信長を、
顎をあげ、鏡越しに上下逆さまに見ていた。
(映る私を…そこから、見るなんて…)
鏡の中の信長と眼が合う。
ニヤッと凌辱的に笑われ、ゾクッと心が震えた。
「ああ、良い眺めだなっ、ハッ、ァ…
俺の摩羅がお前の女の中に出入りして…
鳴け、俺を煽ってもっとよがれ。
犯し甲斐があるぞッ…クッぁぁ…」
高速で抽送を繰り返す信長。
(もっと、犯して…欲しい…もっと、もっと…ぉ)
そして自分から堕ちていく。
「…見て、下さい…
の…さま…に…み…られ、たいの…」
蛇(カカ)の毒は完全に回りきった。
それからの華月は、猛獣に手玉にされ、
転がり、揺さぶられ、
逃げる気力もない、子兎のようだった。
喉の奥まで詰め込まれる男根を、
泣き嘔吐(えず)きながらも受け止め、
腹が破けそうなほど、膣の最奥に激しく突き立てられて苦渋と顔を歪ませる。
苦しそうにしながらも、上気してだらしなく口を開け、恍惚と気持ち良さそうに喘ぐ。