第33章 言葉にして…ーR18ー(光秀)
「お前が、愛おしいからっ…こんなにも、
ハックッッ……きも、ちっ…良いのかっ⁉︎ッッ」
息が上がる。
「みつひで、さ…好きッ…だっめっ好きッ…
やっやっ、イッちゃ、うぅ〜」
顔を布団に押しつけ、何度目か分からない言葉を放って、身体を中から引き絞って果てた華月。
気持ちよくて、思考は何処かにイッてしまっている。
それでも、うっとりと光秀の名を呼び、正直な思いを溢す。
「光秀、さ…ぁぁ…ん…スキぃ…」
真っ白で純粋な華月に、惹かれて、引き摺られ、
光秀も抑えきれないように言葉を紡いでいた。
「もっと鳴いてくれ…俺の為に…」
華月にしか聞こえないよう、
華月の心を呪縛するよう、
耳元に、妖艶にそっと、何度も。
「あぁ、好きだ。
お前の全てが、好きだ。
離れるな…愛しているぞ、華月」
そして、
その思いは華月の身体の中に何度も注がれた。