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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第32章 春、籠いっぱいの甘味ーR18ー(三成)




「………すみません…」
「?何で謝るの?」
何に対して?
「////…その…余裕がなくて…」
何の余裕?
「………」
「……野苺とか…政宗様や、お弁当や…
そんな物に……貴女が気をとられていることに……その…」
三成が口籠もる。

(それってーー…)

「焼きもち?」
「…と言いますか……その…2人っきりなので…私を見て欲しいと言いますか……」
恥ずかしさにか耳まで赤くして三成くんは明かしてくれた。


嬉しかった。
ゆっくりと嬉しくなった。
私の事を好きでいてくれてるんだと思った。

「なぁんだ…そんな事…」
「そんな事ではありませんよ」
「そんな事だよ。
だって、私、三成くんの事ばっかり考えてるよ。
もちろん、他の事もそれなりに考えるけど、
大きさだったら…こーーんなに、考えるし、
時間だったら、きっと何十時間も考えて、思ってるよ?」
私は身振り手振りで大きさや時間の長さを表してみせた。





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