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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第24章 幸村の誕生日




「で…何が書いてあったんだ?幸」
「で…何で、信玄様に、答えなきゃなんないんですか」
「やだなぁ、俺は君の保護者じゃないか」
フフフと揶揄い続ける信玄に、遊ばれ続ける幸村。

今日も春日山城は平和だ。

そんな、騒がしくも平和な幸村の元に届けられた華月の平和な文。
だが、それを読んで幸村は首を傾げた。

「佐助…」
「なんだい?」
「七夕には織姫と彦星が会うんだって……コレ、俺に関係あんのか?」
鈍感過ぎる幸村に、信玄がため息をつきながら苦笑する。
「やっぱり、保護者は必要だなぁ〜…」



「ああ!そう言う事かっ!
そうならそうと、会いたいって書きゃ良いのになっ」
信玄に説明され、ようやくスッキリした様子で幸村はニッカリ笑った。

その側で2人が、やれやれ…と肩を竦めたのは言うまでもない。




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