第17章 雨と紫陽花 R18 ー前ー (信長)
「…ぁ…ぁ…ゆ、び、じゃ……くて…ンァぁん…」
言葉を、想いを、
何とか口にする。
「指でなく、何か欲しい」
意地悪だけど、何でも、受け止めて、
与えてくれる。
(優しい、この人の熱が…欲しい)
「信長、さまが、欲しい…です…」
「何処に」
「私の…なか…ァ…ん…お、奥までっ…
ほしっ、いっ」
フッ…と薄笑されたかと思うと、
「くれてやるっ」
着物を手荒く捲り上げられて、
「んっ、ふぁ……あ、ぁぁん……はっ、あっ…」
言葉を待ち構えていた信長は
硬く熱い猛りを、華月の膣(なか)に突き入れた。