第16章 愛を冷遇する者 R18ー後ー
「…あい…てる…からぁぁ〜ん…っあ、もっ、
目隠ししたりっ…ンッ、しない…で…
私をっ、みっ、てぇ……」
「あ"っ…くっっ…華月っっ…あぁっ…、
俺もっ、愛し、て……くっ、華月っっ」
いつも冷たい謙信様の指先が、温かい。
熱を持って
(あつく……)
生きてるんだって。
「…はっあっっ…ぅんぁ…けんし…さまぁ…き……ちい……って、言っ、て……
きも….いいっ…て…いっっぁ、あっん…」
譫言のように、そう強請る私を、謙信様が見る。
「…わた…見、て…ぁ…ゥン…ぁ……ち…いい…?
感じ、る?…」
「ゔっくっ…華月っ、華月っっ!」