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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第16章 愛を冷遇する者 R18ー後ー




「そうか…俺のせいだな」
やけに冷静で悟ったような謙信様の声が、
薄暗く狭い堂に響いて消えた。
そして、次の言葉に、
私の覚悟は、儚くも、砂のように………

「離れて行けばいい……」

柔らかい物で殴られても、物凄い衝撃を受けるんだと知った。
そして、次はトドメの一言、
鉄のハンマーで殴られた。

「俺を殺して、離れて行け。
自由になるがよい」

突然、頭を殴られたら、
出会い頭に車に跳ねられたら、
こんな感じなのだろうか…と考えた。




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