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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第15章 愛を冷遇する者ー中ー




鼻先が触れそうなほど近くで華月の瞳を睨みつけるも、華月も俺から眼を逸らさない。

「つっ…っ、私はっ、何処へも行きません!
離れもしませんっっ。絶対にっ、
離してなんかあげませんっっ‼︎」
歯向かうように、挑むように、俺を見つめる。
「な"っ…」
「離れろって言っても、聞いてなんかあげませんっ」
「っくっっ…なにをっ。
忌々しいっ!
では、何故、此処へ逃げて来た」

(こんな処へっ)


歯を食いしばり、怯まない強気な華月を睨みつける。




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