第14章 愛を冷遇する者 R18ー前ー(謙信)
キシッ…キシ…シャラン…シャラ……
「ンッ…はっ…ぁゃあ…んん〜…」
俺の与える快感から逃げているようで、
翻弄され、震え喘ぐ華月。
「ぁん…けんし……さまぁ……んはっぁ…ゃ」
脚を開かせ、蜜壺に指を忍び込ませれば、
グッチュリと音と共に、愛液が溢れて畳を汚す。
「気持ち良いか?」
「…はっ…は、い…んっっ……しん…さまぁ…」
上半身を突き出して、俺を強請るような声と言葉。
「けんし…んっ…さまぁ…ぁはぁ…ハッ」
口を開けて、俺の口付けを待つ。
従順に純粋に、俺を強請るその仕草は
俺の偏愛欲を底から目覚めさせ、
狂暴と暴き出す。