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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS
第13章 空の果ては地上のお前 R18 (信長)
「なんでもない。
花火、見てないとすぐ終わるんだろ」
俺は華月の肩を抱き寄せ、
窓の外に目を向けた。
「信長さん、今日は楽しかったです。
ありがとうございます」
華月が花火を見たまま、
優しい声で、そっと礼を口にしてきた。
「あぁ、俺も十分、楽しかったぞ。
特に、犬に体当たりされて、
びしゃびしゃになったのは傑作だったな」
ククク…
「あーもぉ〜、忘れて下さいよ!」
地上の愛しい人。
他愛もなく、愛しい時間。
ー了ー
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