• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第13章 空の果ては地上のお前 R18 (信長)




砂浜は綺麗だ。
けど、歩きにくいから靴を脱いで、
波を踏みながら歩く。
「思ったより冷たくないですね。気持ちいい!」
「天気も良いし、波の少ない浜だからな」
信長さんの声も笑顔も、
街中とは違って、穏やかで優しい。
繋いだ手をブラブラ振って、並んで歩く。
遠くの波紋がキラキラと地上の星空のように輝いて眩しい。

この何気ない時間がずっと続けばいい。
大切な時間。

(こうしてるだけで幸せだな…)


「いやにご機嫌だな」
揶揄われる。
だって、
地上より空にいる時間の方が長い信長さんが、地上に降りて、私の所に休みに来てくれるなんて、
本当に嬉しい。




/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp