第12章 星空の下で R18(秀吉)
チュッ…にっちゅ、にっち…クッチュ……
秀吉さんの指で、私が溢す淫猥な水音だけが、音のない暗闇に、響く。
「…くっっん…うんん……」
秀吉さんの肩を掴み、与えられる快感に
声を出すまいと堪えていると、
「声、聴かせてくれないのか?」
笑いを含んだ甘く蕩けるような声音で言われ、耐えられなくなりそうに、気持ちが昂まった。
けど、
「ふっぅ…ん…だっ…てぇ…くっぅん…ん」
誰もいなくても、
外で、
恥ずかしいし、もし、もし……。
(誰かいたらーー…)
そう思うと、どうしても声を上げられない。